個人の借金も大きいほど安全

前回、大きな金額を借りられるほど
安全な借金だとお話ししました

 

個人にとって一番大きく借りられるのは
アパート借入です

 

サラリーマンが一生かけて稼ぐような
2億円規模の金額でも借りることが可能です

 

なぜ借りられるかというと、
アパート借入は人様のために
高価な住居を提供することに活かされるので、
感謝の気持としてのお金が流れこんできて
安定的に返済することが可能になるからです

ブログ記事
『銀行員だから分かる!アパートローンから見える大家業の実態!!』
が参考になると思います

次に大きな金額を借りられるのが
住宅ローンです

 

住宅ローンの返済原資は
サラリーマンが自分時間と引き換えに
手に入れる給料です

 

サラリーマンは
40年の時間と引き換えに
2億円の給料をもらいます

 

その2億円の2割~3割程度が
住宅ローンの返済原資になるという計算です

 

返済金額は借入金額の1.5倍になりますので
一般的にはどんなに頑張っても
5000万円くらいまでしか借りられません

次の記事のようにワンルームマンションも住宅ローンと
同じ位置づけになるので借りすぎには注意です

『ワンルームマンションを複数保有する投資家には、まともな銀行はお金を貸しません』

そして最後に、
小さな金額しか借りられないのが
サラ金のキャッシングや
クレジットカードのリボルビングです

 

いずれも法外な金利ですから、
借入利息は雪だるま式に膨らんで、
小さな借入のせいで
人生は一瞬にして
ゲームオーバーになってしまいます

 

なぜ高金利かというと、
それにはちゃんとした理由があります

 

キャッシングする人や
リボルビング払いを使う人への貸出は
貸し倒れになってしまうことが多いからです

 

仮に10人に1人の割合で返済できずに
貸し倒れになってしまうとすると
サラ金にとっては10%の損失です

 

それをカバーするためには
10%以上の金利を取らないと
商売にならないのです

 

裏を返すと、
キャッシングやリボルビング
使わざるを得ないということは、
借金を返す宛がないのに
借りているということです

 

危なっかしくて仕方ありません

 

このように、借金の危なさの判断は、
お金を貸す側の立場になって考えると
よくわかります

 

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