借金は大きいほど安全

資産は良いもので借金は悪いものだ
と思われがちですが、
そんなことはありません

 

事実無根です

 

なぜなら、
資産の中にも悪い資産がありますし、
借金の中にも良い借金があるからです

 

悪い資産とは誰の役にも立たない資産です

 

旧年金福祉事業団が
年金資産を無駄遣いして作った
グリーンピアという箱物保養施設や、
後生大事に仕舞い込まれている
タンス預金が典型例です

 

良い借金とは人様のために価値を生み、
人様の役にたつ借金です

 

設備投資や原材料仕入れのための
民間企業の事業性借入や、
大家さんのアパート借入が代表例です

 

借金を悪いものだと思っている人は、
借金は大きければ大きいほど危険だと考えます

 

でも、借金には良い借金もある
ということを知っている人は
借金は大きければ大きいほど安全だと考えます

 

私は銀行員として、
莫大な金額の融資案件に
数えきれないくらい携わってきました

 

なぜなら巨額の貸出であったとしても、
その貸出が安全だとわかっているからです

 

銀行というのは例え1円であろうと
損失を出すことを忌み嫌うので、
数百億円単位のお金を融資するのは
安全なもの以外にはあり得ません

 

裏を返すと、大きな借金ができるのは
その借入が安全だという証拠なのです

 

それとは逆に、
小さな借金しかできないのは、
その借入が危険だからです

 

ビジネスローンが典型例です

 

これは企業に限った話ではありません

 

個人であっても同じ理屈があてはまります

例えば競売物件で一番多いのは
次のブログのように
「夢のマイホーム」の成れの果て物件です

『競売物件で一番多いのは「夢のマイホーム」の成れの果て』

あなたのお役に立てると幸いです

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