会社にとって派遣社員はモノだから給料も物件費として計上

企業とは元来、
競合他社との競争力を維持しながら、
オーナーである株主への配当と、
経営者である役員への報酬を再優先する組織です

 

その中で利益率を維持・向上させるために
極限まで仕入れコストを抑えようとします

 

従業員のモチベーションを
損なわない範囲で極力昇給を抑え、
ボーナスを抑え、
そして福利厚生費を切り詰めていきます

 

企業や経営者にとって
人件費とは材料の仕入れと同じレベルの
「コスト」に過ぎません

 

その極端な例が
派遣社員の人件費でしょう

 

派遣社員の人件費は、
いつでもカット可能な仕入れコストです

だから企業会計上は、
派遣費用は人件費ではなく
物件費に分類されています

 

ひどい話ですが
企業にとって派遣労働者は
「人ではなく物」だということになっているのです

 

ハケンの品格篠原涼子さん演じる
スーパーハケンの大前春子でさえも
「人ではなく物」として扱われる

 

勿体ない話です・・・

 

体と頭と心に染み付いた
「お金と時間とを交換する」
当たり前の日常から脱却しない限り、
こうした状況は何も変わらないでしょう

 

サラリーマンであり続ける限り、
時間や労働力を会社に納入する
隷属関係からは抜けだせません

 

あなたのお役に立てると幸いです

 

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