踊る阿呆に見る阿呆

「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆」
というフレーズ
聞いたことありますよね?

 

これは徳島の阿波踊りの歌詞で、
「踊る阿呆に見る阿呆」の後に、
「同じ阿呆なら踊らにゃ損々」
という歌詞が続きます

 

 

実はこの歌詞
意外と奥が深いんです

 

要は、この歌詞は、
誰かの行動を見てるだけより、
自分自身が行動した方がずっと良い
ということをうたっています

 

私自身も、
阿波踊りで踊ったことがありますし、
ねぶた祭で跳人をしたこともありますが、
見るのと参加するのとでは
確かに月とスッポンでした

 

自分自身が、
実際に行動して、
全身で体験するって、
経験値がケタ違いだからです

 

RPG(ロールプレイングゲーム)で
敵と戦うほど数字があがって
主人公がパワーアップするのと同じです

 

そして、この理屈は
お祭りやゲームに限った話ではありません

 

あなたの日常生活すべてに
当てはまります

 

あなたは、
自分自身が行動している時間と
行動せずに見てるだけの時間が
それぞれ何時間あるかを
計算したことありますか?

 

「行動せずに見てるだけ」の典型は
ボーッとテレビを見ている時間や
無目的にネットを見ている時間、
知人や同僚や芸能人のうわさ話や
誰かの行動の批評やレビュー、
ぐちをこぼしている時間などです

 

その意味では、評論家は
「行動せずに見てるだけ」
を絵に描いたような人かもしれませんね

 

見てるだけの時間が長い人は、
自分の人生を生きるのではなく、
他人の人生を生きているだけにすぎません

 

だから、もし、
行動せずに見てるだけの時間が
毎日1時間以上あるとしたら、
それは自分の人生を削る習慣ですので、
とてももったいないと思います

 

自分自身が行動するといっても
スマホなどのゲームをするのは
お門違いです

 

例えばRPGであれば、
ゲームという仮想世界の主人公
がパワーアップするだけであって、
現実世界でのあなたの
経験値があがるわけではありません

 

ポイントは、リアルな世界の中で
あなたご自身が
あなた自身の人生を
あなた自身の足で
地に足をつけて歩んでいるかどうかです

 

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